現場で出会った、忘れられない言葉たち
- turumi6643
- 4 日前
- 読了時間: 2分
NPO法人まごころの吉野です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今回、利用者インタビューは次の準備の為にお休みをいただきます。
より丁寧にお話をお届けできるように整えておりますので、次回の更新を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
インタビューをお休みいただいた今回、これまでの支援の中で出会った印象に残っている言葉支援の中で出会った印象に残っている言葉や瞬間を短く御紹介します。
「鍵をもらうの、何年ぶりだろう」
入居当日、部屋の鍵を手渡したとき、ぽつりとそう言われました。
その方はしばらく掌の上の鍵を見つめ、なかなかポケットにしまいませんでした。
〝自分の部屋に帰れる〟という当たり前のことが、どれほど遠い時間だったのかを感じた瞬間でした。
「電気、つけていいんですよね」
入居したばかりの部屋でスイッチの前で立ち止まり、不安そうに確認されました。
小さな変化かもしれません。
でもその一歩が、生活を取り戻していく確かな兆しでした。
「もう一回、やり直してもいいですか」
面談の最後に、静かにそう言われました。
支援は魔法ではありません。
けれど、やり直したいと思える瞬間に立ち会えることがこの活動の意味だと感じています。
どの言葉も決して特別なものではないかもしれません。
けれど、その背景には、それぞれの時間と事情があります。
私たちはこれからも、一つひとつの声と向き合いながら、その人の「これから」を支える活動を続けていきます。
次回は、あらためてお一人の歩みをインタビュー形式でお届けする予定です。
引き続きご覧いただけますと幸いです。




コメント