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失踪について

  • turumi6643
  • 1月21日
  • 読了時間: 3分

連絡もなしに居なくなってしまう、所謂失踪してしまうケースが後を絶ちません。

因みに私どもまごころでも同様です。

まごころとしては、連絡・相談していただければ、お出になられることは自由ですよ(これまでの精算が出来ているのであれば)と言っているにもかかわらず、無断で居なくなってしまうのは、何故なのでしょうか?

生活保護を受けられている方は、特に面倒なことになる可能性があるにもかかわらず、失踪してしまいます。

では、どのような面倒なことがあり得るのでしょうか?

あまり知られていないのですが、生活保護は受けるときにも調査がありますが、切るときにも調査があり、簡単に切る事が出来ないのです。

勿論、前回で記した通り、切られてしまう可能性について言及していますが、届出の住まいに居住実態がないということになれば、切られることは間違いありませんが、そこは調査が入り、住まいの契約が解除されているかなどの確認も必要になるため、時間がかかります。

よく、今月別のところで保護を受けているが、住まい(施設の場合もある)を出てしまった上に所持金もなく、困っているとの相談が多数見受けられます。

つまりは、無断で住まいを出てしまった上に、保護費も使い果たしてしまい、困って相談に来るケースです。

この場合、住まいの契約(施設でも退所処理)が切られていないと実態が掴めないため、ある程度の期間が経たないと保護費の支給等は一旦停止するものの、廃止にはなっていないので、出ていけば、また別の場所で保護が簡単に受けられると勘違いされている方が多数おられるようです。

廃止になっていなければ、別の場所での申請自体が出来ないのです。

最近そのような相談が多い傾向にあります。

以前からあったことではありますが、最近は特に役所の方も審査及び調査が厳しくなってきているのは、そのような方が増えているからなのかはわかりません。

然しながら、何の連絡もない上に相談もなしで、保護費をもらって居なくなってしまうとなれば、役所としても不本意と言わざるを得ないでしょう。

それは私共としても同様で、看過できません。

どのような事情でそのようにされているか、知る術もなく居なくなってしまうのは、とても虚しい気持ちになってしまいます。

又、当然のことながら、仮に前に受けていた役所で廃止の処理を行ってくれて、別の場所で申請できても、そのようなことが何度かあった場合、審査が厳しくなったりしてくることは間違いありません。

つまり、自分で自分の首を絞めている行為に他ならないことを理解していただきたいと思います。

事情があるなら、尚更相談すべきではないでしょうか?



 
 
 

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